カワニナについて(2)

カワニナの続きだよ。

 カワニナは、人里近くの小川にしかいないんだ。山奥の水の綺麗な所にはいないよ。なぜだろう?答えは後で。
 
 カワニナは、水の綺麗な良く光が透り、珪藻類が繁殖する所に好んで棲んでいます。しかし、ホタルの餌としてカワニナを増やすときには、ポリバケツで流水になるようにして飼育しています。この時のカワニナの餌は、キャベツ、ハクサイ等の葉っぱ類、ニンジン、ダイコン等の根菜類、スイカ、メロンの皮、時には熟したカキ等の果実類など人間が食べるものでしたらほとんどの物を食べます。

 小川で観察してみると、ビニールの袋に大きい物から小さなカワニナまでたくさん集まっていることがあります。これは、ビニールの表面に珪藻類が繁殖し、それをカワニナが食べに集まっているのだと思います。基本的には水辺に生えた草、特にクレソンやホウノキの葉や茎が枯れて水の中で腐りかけた状態の時にはたくさんのカワニナが見られるよ。また冷たい水が湧水している所と水溜りで少し暖かくなった所では、カワニナは冷たい湧水の所を好むようです。

 小川によって、カワニナのお尻が解けてなくなってしまった物がいることがあります。
SANY0351.JPGカワニナの殻の表面やお尻がなくなっている
これは水の中のカルシウムなどのカワニナが殻を作り、殻を維持するのに必要な成分が少なくなったために、水中にカワニナのカルシウムが溶け出したために生じる現象です。ポリバケツなどでカワニナを飼育して、増やす場合には、貝殻(ホタテガイ、ハマグリ、アサリなど)を入れて置くと、お尻が解けなくてすむよ。

答えはわかったかな?
 カワニナの餌に答えがあるようです。人里近くの小川には台所からの残飯が流れてきますから、カワニナがそれを食べに集まってきます。川の上流の綺麗な水には餌が少ないからです。


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